Red Hat Forum Tokyo 2019に行ってきました
午後から参加しました。
インターコンチネンタル赤坂は初めて行ったのでちょっと迷いました。 お水は飲み放題だったのが嬉しかったです。
昨年はAnsibleが多かったのですが、今年はKubernetesやOpenShiftが多かったですね。 時間の流れを感じます。
特に印象に残ったセッションを紹介します。
Ansible 利用その一歩先へ - Ansible Tower の使い方徹底解説!
メインの話題は下記の通りでした。
- Ansible Tower概要紹介
- Ansible Tower 3.6系の新機能紹介
概要は話半分に聞いてましたが、 「Ansibleはあくまで課題解決の手段であって、Ansibleを使うことを目的としてはいけない」というのは自戒としたいと思いました。
Ansible Towerではtower-cliが使えると言うことと、TowerのカスタマイズをAnsibleを使って実現するってところが面白かったです。 結局はコマンドラインが最強なのか。
下記の写真はCIでJenkinsを使ってるのが面白いなと思って使いました。
個人的にはAnsible Tower 3.6系の新機能紹介が面白かったです。早く使ってみたい!
The world after Kubernetes Native -コンテナが日常化した世界-
Kubernetesの移行の話
- ターゲットアプリケーションを選定
- どのPlatform(のKubernetes)を使いたいか
- Kubernetes運用したい?という問いかけ。
- 成功基準を計画する
- どうしてコンテナを使いたいの?
- 本当にやりたいことを達成できている?やりたいことって?
- 企業文化との整合性を得る
技術はキャッチアップすればなんとかなるけど、企業文化はどうすることもできない。と言う話が印象的でした。
Kubernetes Nativeな世界とは
どの環境でも同じようにデプロイできる、環境を意識しない → アプリケーションエンジニアだけでなく、インフラエンジニアも環境の標準化(SRE or Mansged) → 環境の差異を意識しない世界を実現しないといけない
Openshiftも同様である、と言うことでした。
Resource Operator(多様化するリソース管理)
コンテナやKubernetesを個別に運用する時代は終わる これからステートフルなアプリケーションを運用できるようにするには、自身が運用のスキルを持っている必要がある。
Operatorを使用してアプリケーションの運用を自動化する。(運用業務の自動化) コンテナの中では自動で運用をすることが目標
運用管理をいかにOperatorに乗っけていくか
OpenShiftのこれから
- Operatorを基軸としてエコシステムを作っていく
OpenShift.run 行きます!!
と言うことでした。Tech Nightは行けなかったけど、楽しい1日になりました!!
おまけ
AnsibleのブースでAnsible Towerについてお話を伺ってたら大量に冊子をいただきました。 社内の布教用に使わせていただきます。