腐女子エンジニアの日記

創作と技術と時々音楽

Red Hat Forum Tokyo 2019に行ってきました

午後から参加しました。

f:id:dcn_f:20191115212417j:plain
入り口の様子

インターコンチネンタル赤坂は初めて行ったのでちょっと迷いました。 お水は飲み放題だったのが嬉しかったです。

昨年はAnsibleが多かったのですが、今年KubernetesやOpenShiftが多かったですね。 時間の流れを感じます。

特に印象に残ったセッションを紹介します。

Ansible 利用その一歩先へ - Ansible Tower の使い方徹底解説!

メインの話題は下記の通りでした。

  • Ansible Tower概要紹介
  • Ansible Tower 3.6系の新機能紹介

概要は話半分に聞いてましたが、 「Ansibleはあくまで課題解決の手段であって、Ansibleを使うことを目的としてはいけない」というのは自戒としたいと思いました。

Ansible Towerではtower-cliが使えると言うことと、TowerのカスタマイズをAnsibleを使って実現するってところが面白かったです。 結局はコマンドラインが最強なのか。

下記の写真はCIでJenkinsを使ってるのが面白いなと思って使いました。

f:id:dcn_f:20191115212421j:plain
Ansibleの構成例

個人的にはAnsible Tower 3.6系の新機能紹介が面白かったです。早く使ってみたい!

f:id:dcn_f:20191115212434j:plainf:id:dcn_f:20191115212427j:plain
新機能たち。通知のカスタマイズ機能がアツい

The world after Kubernetes Native -コンテナが日常化した世界-

Kubernetesの移行の話

  1. ターゲットアプリケーションを選定
  2. どのPlatform(のKubernetes)を使いたいか
  3. Kubernetes運用したい?という問いかけ。
  4. 成功基準を計画する
  5. どうしてコンテナを使いたいの?
  6. 本当にやりたいことを達成できている?やりたいことって?
  7. 企業文化との整合性を得る

技術はキャッチアップすればなんとかなるけど、企業文化はどうすることもできない。と言う話が印象的でした。

Kubernetes Nativeな世界とは

どの環境でも同じようにデプロイできる、環境を意識しない → アプリケーションエンジニアだけでなく、インフラエンジニアも環境の標準化(SRE or Mansged) → 環境の差異を意識しない世界を実現しないといけない

Openshiftも同様である、と言うことでした。

Resource Operator(多様化するリソース管理)

コンテナやKubernetesを個別に運用する時代は終わる これからステートフルなアプリケーションを運用できるようにするには、自身が運用のスキルを持っている必要がある。

Operatorを使用してアプリケーションの運用を自動化する。(運用業務の自動化) コンテナの中では自動で運用をすることが目標

運用管理をいかにOperatorに乗っけていくか

OpenShiftのこれから

  • Operatorを基軸としてエコシステムを作っていく

OpenShift.run 行きます!!

と言うことでした。Tech Nightは行けなかったけど、楽しい1日になりました!!

おまけ

AnsibleのブースでAnsible Towerについてお話を伺ってたら大量に冊子をいただきました。 社内の布教用に使わせていただきます。

f:id:dcn_f:20191115222823j:plain
大量の冊子